


ヤーヌシ・グラビアンスキーの「赤ずきん」

毎日暑い日が続きますねー。6月に入ってから週1で皮膚科に通院していましたが、次回は2週間後となって少しほっとしています。痒くて寝られない上に暑くて寝苦しい。早く脱出したいです。
「赤ずきん」の絵本をコレクションするのに目覚めてからずっと欲しかったヤーヌシ・グラビアンスキーの「赤ずきん」がやっと手に入りました。絵本ではなく、児童書の挿絵です。「長靴をはいたネコ」が表紙のはたまに見かけるのですが「赤ずきん」はなかなか見つかりません。今回のはフランス語版で、残念ながらポーランド語版は手に入りませんでした。前回見つけたときは購入希望者が多くて、残念ながら買えなかったのですが、フランス語版だからかやっと私に番がまわってきたようです。ペローの童話集なので、赤ずきんちゃんはオオカミに食べられて終わってしまうのですが、表紙のオオカミはこわいより、ちょっと愛嬌があると思うのは私だけかなぁ。グラビアンスキーはポーランドの画家なのですが、動物の描き方が上手いと思います。バンビ好きのスーザンさんに「動物寓話集(邦題)」をプレゼントしたことがありますが、動物が生き生きと描かれていてステキな本でした。こちらは日本でも発売されていましたが、まだネットでしか見たことがありません。ペローの童話集の日本語版はどうなのかなぁ。あぁ、またコレクション魂がうずきます。

ありがとうございました

ジョナサン・ラングレイのあかずきんちゃん

赤ずきんちゃんの話と言えば、病気のおばあちゃんの家に行く途中にオオカミと会って、花を摘んでいる間に先回りしたオオカミにおばあちゃんが食べられ、自分も食べられるけど猟師のおじさんに助けられるという話ですよね。その猟師のおじさんが木こりになっていたり、お父さんだったり、一人じゃなくて二人だっりと本によって様々です。それで驚いてちゃいけないのがこの絵本!もう笑うしかない!赤ずきんちゃんとおばあちゃんを助けたのは何とお母さんなんです。赤ずきんを送り出したものの、胸騒ぎを覚えてあとを追いかけてきたお母さんがフライパンでオオカミを気絶させてしまうのですから。母は強しですね。24年も前に描かれた絵本で、日本語訳のこの絵本は1995年が初版です。片山健さんの「おしっこしたいの」とうそをついてオオカミから逃げようとする赤ずきんに次いで笑える赤ずきんちゃんです。
